会話も弾む?オドロキの数字
   
0.008μm それは・・・ ハードディスクドライブ(HDD)のヘッドとディスクの間隔
ジャンボジェット機を地上1mmで飛ばす技術。
 HDD内で、磁気ヘッドは高速で回転するディスクの上を往復しながら情報を読み書きしています。このヘッドとディスクの間隔を一定に保つのが「HDD用サスペンション」という薄板ばねです。0.008μmといってもどの程度のすき間か思い浮かばないと思いますが、仮にHDD用サスペンションをジャンボジェット機の大きさに拡大すると、地上1mmを飛行しているほどの精度になります。ちなみにニッパツが生産するこの製品は世界第2位のシェアとなっています。
※1μm(マイクロメートル)=0.001mm(ミリメートル)
日本経済新聞 2006年10月28日(朝刊)
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