一般的に「ばね」は金属製のものがほとんどですが、ばねの世界トップメーカーであるニッパツは「セラミックでばねができないか?」と研究開発を重ねました。そして完成したのがセラミックばねです。このばねの特長として、「高温(700℃〜1,000℃)の中でも使用可能」であるほか「錆びない」「磁性を帯びない」などがあげられます。現在、半導体用部品を製造するための炉の中や、一部の燃料電池などにも使われていますが、まだまだ用途が広がるものと期待されています。どんなところに使えるか想像してみてください。ひょっとしたらあなたのアイデアが採用されるかもしれませんね! |
日本経済新聞 2006年11月28日(朝刊) |
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