社名の「発条」が「ばね」であることは前回紹介しました。「ばね」は英語でいうと、もちろん「SPRING=スプリング」です。この「SPRING」には、ほかに「春」や「泉」といった意味もあります。「ばね」の弾むということが「春」の心がうきうき弾むことに通じることから「SPRING」になったという説もあるようです。また湧き出る「泉」も躍動感に通じているのかもしれません。ニッパツは「泉」のように次々と新しい製品を生み出すとともに、社会貢献においては「心はいつもスプリング」をキャッチフレーズに、温かな気持ちで活動しています。社名につながるちょっとした「SPRING」な思いもあるんです。
日本経済新聞 2008年8月28日(朝刊)