成長に向けた取り組みと
注目製品
未来を弾ませるニッパツを目指し、
更なる成長を続けていきます。
2023年度を最終年度とした
経営計画の達成に向けて、
グループ一丸となって取り組んでいきます。
2023年度中期経営計画を達成するために、
基本方針に基づいて
4つの事業セグメントごとに
取り組むべきテーマを挙げています。
近年自動車業界は
「100年に1度の大変革時代」と言われています。
電動車台数は年々増加しており、
今後も伸び続ける見込みです。
当社は、「CASE」のE(電動化)への対応として、
ニッパツの技術を駆使して開発・生産を進めています。
半導体プロセス部品は、その名の通り、
半導体を作る過程で使用される部品です。
ニッパツが長年培ってきた
高度な接合技術を用いて開発・製造しています。
当初は神奈川県の伊勢原工場のみで
生産に対応していましたが、
好調な市場に対応するため、
2019年長野県に宮田工場を新設するなど、
積極的な投資を行い、売上を拡大しています。
HDD(ハードディスクドライブ)用サスペンションは、
HDDの中で、
ディスク上のデータを読み書きする
微小部品を支える特殊ばね製品です。
現在、HDDの台数は
個々のパソコンの中に入っている数よりも、
SNSや動画共有サイト等のサービスを運営する
会社のデータセンターにある数の方が多く、
そこでは超大容量HDDが
数十万個単位で並んでいます。
データセンターでは1台あたり最大20個の
HDD用サスペンションが使用されます。
これに伴い、当社が生産する
HDD用サスペンションの需要も増加するため、
チャンスととらえて、より高容量な
HDD用サスペンションの開発を進めています。
ニッパツは、
以下のような環境チャレンジを宣言しました。
持続可能な社会の実現のため、環境への取り組みを
ニッパツグループ全体で進めています。
カーボンニュートラルとは、
人の活動により排出されるCO₂の量と、
森や海などに吸収されるCO₂の量を同等にして
バランスをとる(ニュートラルにする)取り組みです。
まずは2030年までに
2013年度比50%削減を中間目標とし、
ニッパツ創立100周年となる2039年までに
カーボンニュートラルの達成を目指しています。
産業廃棄物とは
事業活動などにより排出される
特定の廃棄物のことを指し、
家庭ごみなどの一般廃棄物よりも
環境への負荷が高いとされています。
ニッパツでは
1993年から産業廃棄物の削減に取り組み、
国内工場では排出ゼロを継続しています。
2030年までに海外含むニッパツグループ全体で
産業廃棄物"0"を目指します。