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CSR情報

ニッパツグループのCO2削減活動

当社グループはエネルギー使用量、CO2排出量について削減目標を掲げ、地球環境保全活動に取り組んできました。2020年度までは売上高原単位で管理していましたが、カーボンニュートラル達成を目指し、2021年度からCO2総排出量で管理していきます。また過去の活動と比較のため、売上高原単位での比較も継続します。

2020年度のCO2削減活動

2020年度は当社、国内グループ会社、海外グループ会社ともCO2排出量が減少しました。売上高原単位で見ると、当社と国内グループ会社では2019年度より微増または減少となっています。新型コロナウイルス感染拡大の影響により単純比較はできませんが、生産ラインへの製品振り分けを見直し、効率的に生産を図ることで、影響を抑えることができました。

生産工場では他に、加熱炉の空気比の最適化や断熱効果の改善、コンプレッサーの運用改善、モーターのインバータ化、LED照明の更新などに取り組んでいます。営業各拠点などの事務所では、不在部署の電源OFFの徹底や蛍光灯の間引き点灯を行っています。

また働き方改革の一環で、定時間内業務と在宅勤務の推進に取り組んでいます。残業が抑制され、在宅勤務の増加によって事務所の電力量も減少しました。

カーボンニュートラル達成のため、今まで以上に徹底した省エネを行い、設備の電化を進めていきます。

●CO2排出量の推移(当社)

電力のCO2排出係数を0.453ton/千kwhとしています

●CO2排出量の推移(国内グループ会社)

電力のCO2排出係数を0.453ton/千kwhとしています

●CO2排出量の推移(海外グループ会社)

電力のCO2排出係数を0.453ton/千kwhとしています

●CO2排出量の推移(当社グループ[連結対象])

CO2削減技術の共有(CO2削減活動表彰)

当社グループでは、CO2削減推進のために様々な対策を行っています。これらの技術をグループ全体で共有するために、CO2削減活動表彰を毎年実施しています。事業所ごとに対策技術を競い合い、効果的な対策技術をグループ全体で共有しています。

2020年度表彰結果

1. 社長賞: 精密ばね生産本部厚木工場「油圧ポンプ吐出圧の最適化による電力量削減」

耐久試験機で油圧試験機を使用する際、これまでは負荷の最大に対して設定していたため、過剰運転になっていました。最適な油圧に調整することで、CO2の大幅削減を達成しました(181ton/年)。

耐久試験機

耐久試験機

2. 地球環境対策委員長賞: ばね生産本部横浜工場「 コンプレッサ台数制御再構築による省電力化」

全10基のコンプレッサを、2017年度から計画的に更新し、更新を完了しました。台数制御プログラムも見直し、全基をインバータ仕様にすることで、運転効率が向上し、大きくCO2を削減しました(126ton/年)。

今後も地球環境保全のために、ニッパツグループ全体で活発な意見交換を行い、CO2削減活動に継続的に全力で取り組んでいきます。

直近5年間のCO2削減効果 4,544 ton
 (2016 〜 2020年度合計)

●直近5年間の表彰対象活動、技術

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