女性の活躍支援
女性活躍推進に関する「行動計画(別紙PDF)」にそった取組み
女性採用の推進
ニッパツは、2023年度までに総合職採用における女性比率を20%以上とすることを目標に採用活動に取り組んでおり、少人数制の会社説明会を開催して女子学生に女性社員の活躍をPRしております。
●女性総合職新卒採用比率の推移
2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
8.0% | 10.3% | 14.6% | 7.2% | 11.8% | 16.7% |
女性管理職人数の増加
ニッパツは、2016年から2020年までに女性管理職を3倍以上に増やすことを目標に、研修などを通じて、女性リーダーの育成に取り組みました。
研修に加え、個別に育成計画を進めた結果、2020年4月には、4倍以上に増やし、目標を達成することができました。2020年4月以降も、将来の女性管理職候補群の育成に一層注力し、次の目標として、24年3月までに女性総合職における主任の割合を現在より10%以上増やしていきます。
多様で柔軟な働き方の検討
ニッパツは、人材多様性に対する意識啓発のため、管理職を対象としたダイバーシティ研修を実施しています。
また、並行して、働き方改革を推進し、2021年4月から在宅勤務制度を導入しました。
多様な働き方を互いに認め合う風土醸成に取り組んでいきます。
「かながわ女性の活躍応援団」へ参加
女性の活躍推進に積極的な神奈川ゆかりの企業と、神奈川県で構成する、「かながわ女性の活躍応援団」に、当社は2016年9月から参加しております。
当社は、女性活躍推進法の一般事業主行動計画にそって、女性従業員の活躍支援に取り組んでいるほか、神奈川県と協力して「理工系キャリア支援講座」において県下の高校や中学校に講師を派遣するなど、社会的な意識改革の活動にも取り組んでいます。
同応援団での活動を通じて、他の団員企業との交流を深め、女性の活躍推進に関して、各社の取り組み紹介や意見交換を行っております。
●神奈川県のHPはこちらをご覧ください。 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x2t/womanact/rikoukei_career_20210301.html |
[写真]2021年3月1日の「理工系キャリア支援講座」の様子 神奈川県大和市立下福田中学校で講師として講演する当社従業員 |
●女性の活躍応援団公式サイトはこちらをご覧ください。 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0050/womanact |
女性の継続雇用に関する参考情報
ニッパツは、平均勤続年数では、男女の差がほとんどなく、継続して働く従業員に性差はありません。
基幹職(一般にいう管理職に相当)に対し、総合職の勤続年数が短いのはキャリアパスの途上に総合職から基幹職への昇進が反映された結果となっています。
また、新卒で入社した従業員の継続雇用の割合(定着率)においても、男女間の格差に著しい差はないものといえます。
男女別平均勤続年数(22年3月末)
(年)
基幹職 | 総合職 | 専任職 | 計 | |
男性 | 23.5 | 8.7 | 18.0 | 16.6 |
---|---|---|---|---|
女性 | 20.9 | 6.9 | 19.3 | 17.6 |
継続雇用割合(中途採用を含む総合職採用者の定着率)
男性 | 女性 | 総計 | |
2008年度~2010年度の採用者数 | 245名 | 7名 | 252名 |
---|---|---|---|
内2021年3月末現在で在籍中の人数 | 151名 | 3名 | 154名 |
継続雇用割合 | 61.6% | 42.9% | 61.1% |
男性 | 女性 | 総計 | |
2009年度~2011年度の採用者数 | 251名 | 10名 | 261名 |
---|---|---|---|
内2022年3月末現在で在籍中の人数 | 151名 | 5名 | 156名 |
継続雇用割合 | 60.2% | 50.0% | 59.8% |
労働者に占める女性の割合(22年3月末)
ニッパツは、女性従業員数が全体の15.6%と、男性に比べて少ないですが、男女の固定的役割分担意識を徐々に変えていくことで、少しずつ、女性の割合が高まっています。今後も継続的に女性が活躍できる職域を広げ、採用活動でも女性の採用を一層強化していきます。