ニッパツグループCSRの考え方
事業が世界に向けて拡大するにともない、国際社会の一員として信頼を勝ち得ていくには、広く社会に存在する様々な社会課題の解決に取り組み、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)を確実に果たしていくことが何よりも大切です。そこで当社グループは、企業が果たすべき法的、倫理的、かつ社会的責任について重要な方針を定め、次の5つをグループ・グローバルで取り組むことを宣言しています。
この方針のもとで、2017年5月に、当社の役員・従業員に対しどのような行動が倫理的に奨励され、どのような行動が法規範上禁止されているかを示した「社員行動指針」を策定しました。さらに、この「社員行動指針」の中で、ニッパツグループの理念を実現するために、奨励される行動を「ニッパツウェイ」としてまとめ、明文化しています。
CSR推進委員会 委員長メッセージ
持続可能な社会の実現に向けて
当社は、社訓と企業理念を経営方針の基本としており、「魅力ある企業集団の実現を通じて 豊かな社会の発展に貢献する」ことが使命であると考えています。
本業である、自動車、情報通信、産業・生活の各分野における「ものづくり」を通して、株主・投資家、お客様、取引先、従業員、地域社会をはじめとする当社を取り巻く幅広いステークホルダーの皆様との対話を通じ、その期待に応え、信頼される企業として、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。
健全な事業活動を継続するために、コーポレート・ガバナンス体制を強化し、中長期的な観点で企業価値を高めていくことを目指しています。合わせてコンプライアンスのさらなる周知徹底、実効性のあるリスクマネジメント体制の強化、グループ全体の意識の向上を図っています。また常に人権を尊重し、多様な人材の活躍を目指した取り組みを推進していきます。さらに、企業活動において地球環境との共生、調和を図るための行動指針・行動計画を定め、グループとして地域・社会の環境保全に積極的に取り組んでいます。