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CSR情報

ニッパツグループのカーボンニュートラル宣言と地球環境保全活動

経済活動拡大に伴い、地球温暖化による気候変動、化学物質による環境資源の汚染や生物多様性の喪失など、地球環境問題への懸念が益々高まっています。当社グループでは、1993年に環境ボランタリープランを公表以降、グループ全体で地球環境保全活動に取り組んでまいりました。

2039年カーボンニュートラル達成を宣言

日本政府は、2020年10月に 「2030年までにCO2排出量を2013年度比46%減、2050年までにカーボンニュートラルを達成」を宣言しました。世界的にも、各国や企業が次々とカーボンニュートラル宣言を打ち出しています。

当社グループでは、2021年7月開催の地球環境対策委員会で、社長が「①2039年までにカーボンニュートラルを達成。②2030年までにCO2排出量を2013年度比50%削減を目指す。」 と宣言しました。2039年はニッパツ創立100周年にあたります。宣言は9月8日の創立記念日メッセージの中に織り込まれ、国内外全グループ従業員に向けて動画配信されました。

現在、ロードマップと具体的な施策に基づく計画を準備中です。達成に向けて、グループ一丸となって活動を進めていきます。

●環境保全推進体制図
2021年度第1回地球環境対策委員会(2021年7月29日開催)社長説明資料

活動体制の強化

当社グループでは、従来から環境保全推進体制を作り、活動を進めています。しかし、カーボンニュートラル目標の達成には、革新的な技術開発や大胆な施策に取り組む必要があります。実行力を強化するため、カーボンニュートラル活動はトップダウンで行います。

社長、副社長のもと、地球環境対策委員会を開催します。委員である各生産本部副本部長は、当社工場だけでなく、同じ生産本部の国内グループ会社、海外グループ会社の環境保全活動も統括管理する責任を負います。

取り組み内容は定期的に地球環境対策委員会に報告します。各生産本部の優れた活動を当社グループ全体で活用し、さらに活動推進を図ります。目標達成を目指し、活動を強力に推進していきます。

●環境保全推進体制図

環境活動方針

毎年策定する「環境活動方針」に基づき、グループ・グローバルの視点で地球環境問題に取り組んでいます。

2021年度は「新しい環境保全活動への対応」 を追加しました。

1つめは、環境回答の確実な管理です。お客様、機関投資家、CDPなど外部機関からの調査に対し、他部門と協力して回答の整合化と一元化を図っています。

2つめは、カーボンニュートラルに対しての調査活動の開始です。当社グループの目標設定や活動施策の検討のため、国、自治体、お客様や業界団体の調査を行い、地球環境対策委員会を通して各生産本部に提供しています。調査結果をもとにロードマップを作成し、カーボンニュートラルに対する活動を推進していきます。

廃棄物管理、各種環境負荷物質の管理やお客様対応、環境施設の保全・更新および環境法令対応も、引き続き計画的に行っていきます。

●環境保全推進体制図

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