環境監査とCO2削減のための省エネルギー診断
CO2削減活動やゼロエミッションの取り組みなど、地球環境保全活動を適切に運用するため、各事業所で環境マネジメントシステム(以下、EMS)に基づき管理を行っています。
また環境監査や省エネルギー診断で現状把握を行い、環境パフォーマンスの向上とCO2排出量の削減に努めています。
ISO14001と環境監査
当社グループでは環境監査を実施し、グループ各社のEMSがISO14001に従って適切に運用されているかを確認しています。また環境関連の法令順守、環境パフォーマンスの向上、改善課題の抽出などの管理能力の向上を図っています。
環境監査(内部監査)
内部監査は専門教育の修了者が担当します。
2020年度はグループ各工場でISO14001(2015年版)の内部環境監査を実施しました。
また外部講師による内部環境監査員養成講座を定期的に開催し、システムの適切な運用によるパフォーマンス向上が行われるよう、グループ内のISO14001(2015年版)監査員を育成しています。
環境監査(外部審査)
EMSがISO14001(2015年度版)の要求事項に適合して運用されているかを、外部の審査登録機関が審査します。
2020年度は全11工場で外部審査が行われた結果、EMSが適切に運用され、汚染の予防と継続的な環境改善活動が実施されているという判定を得ています。CO2削減のための省エネルギー診断
当社グループでは定期的に省エネルギー診断を実施しています。
環境省のCO2削減ポテンシャル診断推進事業で認定された診断士が、訪問先の事業所で関係者のヒアリングと現場確認を行い、新たな省エネルギー施策を掘り起こし、資源の有効活用とCO2排出量削減の継続実施を目指します。
2020年度はコロナ禍のため中止しましたが、2021年から再開予定です。
削減施策はグループ内に横展開を図るとともに、計画的にグループ各工場の診断を行い、エネルギーの有効活用による環境パフォーマンス向上と、CO2排出量の削減を図ります。